私は先週から1週間、函館中央病院の婦人科病棟に入院しました。

 

今年に入ってから貧血が悪化し、その根本的治療のために手術をしたのです。

 

子宮は、2つの子宮筋腫や子宮内膜症、ポリープもあったので全摘。

卵巣は、左側に嚢腫ができてたので摘出。

ついでにガン化のリスクを減らすために卵管を取りました。

おかげさまで手術は滞りなく終わり、2日目からは徐々に体を動かすことができ、

術後4日目の今日は直立して歩けるようになりました(直後のサルのような前屈姿勢から、ヒトらしくなってきました:笑)

 

入院前に、自分が一番Web検索したのは「持ち物」と「痛み」のことです。

明日の退院まで時間があるので、

いつか、どなたかのお役に立つべく、私のケースをメモしておこうと思います。

 

 

【役にたった持ち物】

 

◆ストロー 

 術後20時間くらい、体を起こせないときに便利でした。

 私の手術は昼過ぎまでで、翌朝までは水を飲むのがNG。

 でも、口の中が乾いたり、気持ち悪かったりしたので、

 定期的に看護婦さんにコップ&ストローで水を含ませてもらって、口をすすぎました。

 そのたびに気分がすっきりして、生き返った気持ちになりました。

 (中央病院の1階にはローソンがあって、いろんな種類のストローが売ってます。

  術後、口をゆすぎたいと看護師さんに言ったら「ストローはどこですか」と言われました。

  手術前に用意して、分かりやすい場所に置いておくといいと思います。)

 

◆延長コード

 私の個室では、枕もとの上のほうに電源口があり、不便でした。

 2m位の延長コードを持って行って手元に電源口があったおかげで、携帯充電、パソコン、DVDプレーヤーなどの使用の際に楽でした。

 

◆アロマの小瓶

 入院する前にはアロマを持っていこうなんて思いもしなかったのですが…、

 入院した後、産婦人科病棟の独特の匂いが気になってしまって。

 私は母を子宮肉腫で亡くした経験があり、匂いでその時の辛い記憶が蘇ったんです。

 夫に「柑橘系のアロマ」の小瓶を持ってきてもらい、枕もとのティッシュに数滴たらしました。

 精神的にすごく助かりました。

 

◆ポータブルDVDプレーヤー&レンタルDVD

 中央病院には2018年9月現在、Wifiがないので、ネットで映画を見ることが難しく。

 入院前日に、ツタヤでDVDを12本借りて持ち込みました。

 入院前日は、2日後に控えた手術に向けて少し心配な気持ちもあったのですが、DVD選びをしてたら旅行気分になって気が晴れました。

 

◆ミネラルウォーター500mlペットボトル

 看護師さんから手術後、便秘防止のために「500mlペットボトル2本以上は水を飲んでね」、と言われました。

 でも、術後2日間くらいはローソンに行くのも辛いし。あらかじめ、5本くらい持ち込んでおくといいと思います。

 病棟デイルームには紙コップ式の自販機はあるのですが、ペットボトルの自販機がありませんでした。なんでかな。

 

◆My枕

 これは個人差あるかもしれませんが、私はMy枕にこだわりがあって。恥ずかしいと思いつつ、持ち込みました。

 たった1週間だけど、されど1週間。My枕で、快適性アップです。

 

◆パソコン&仕事

 術後3日目ぐらいからボチボチ、病室で仕事してました。

 体が動くようになるとやっぱり、暇で(笑

 仕事できたほうが、時間がつぶせます。1時間ごとに病棟内を歩くようにして(癒着を防ぐために積極的に歩くように言われる)、仕事したり、DVD見たり。看護師さんからは、寝っぱなしよりも、座っている時間を作ったほうが、癒着防止にはいいと言われました。

 明日の退院後も1週間はアポを入れてないので、徐々に仕事の時間を増やしながら、体を慣らしていこうと思っています。

 

【痛みについて】

 

私…こう見えて、痛みに恐怖心があって。

出産の時にもわざわざ、無痛分娩の病院を探したくらいです(結果、帝王切開になっちゃったので笑えます)。

なので今回も入院前、どれくらい痛いのかなあ~と想像しながら、諸先輩方のブログを拝見していました。

 

さて、手術からこの4日間を振り返って。

下腹部には、「ちょっと重めの生理痛」を数回感じたくらいで、あとは鈍い痛みがあるくらい。

麻酔や痛み止めを随時使っていくので、心配してた痛みはなかったです。

 

意外だったのは、肩の痛み。

酷い筋肉痛のようなズキズキくる痛みが、術後3日間続きました。

この理由は2つあるらしく、

1.腹腔鏡手術の時に視野を広げるため使ったガスが、上半身にまわり、痛む

2.手術中、腕や肩を拘束されて不自然な体勢をしたことによる筋肉痛

いずれも、「時間が経てば収まるから」と医師に言われ、湿布をもらいました。

その通り、術後4日目の今日はほぼ、痛みはとれてきています。

 

痛みというのは、精神的なものからもくると思うのですが

今回の入院中、函館中央病院のお医者さんや看護師さんからは、温かく献身的な看護をしてもらいました。

何をするにも事前に説明してくれたし、笑顔だったし、優しい声かけで、いつも安心感がありました。

皆さんのおかげで、痛みがやわらいだと思います。

感謝しています。

 

 

●今後について考えたこと●

 

今回の手術を決心したのは6月初めで、スケジュール調整のため、3か月先に設定。

社員の協力もあり、仕事のやりくりをつけることができて、2週間の休みを取りました。

(休みといってもメール見なかったのは手術当日くらいなんですが、アポなしの日を2週間とることができました)

 

やればできるんだなあ、というのが、今の実感です。

 

また、アラフィフに突入した今、家族との時間を大切にしなきゃいけないなと感じます。

特に息子はあと数年で、独り立ちするでしょうし。

息子を含めた家族3人の時間は、意識して創っていかないとなあ。

夫にも今回の入院では、忙しい中、毎日病院に来てくれたり、

いろんな負担をかけました。とてもよくしてくれて、家族の有難さを痛感しています。

 

私たち家族は皆、旅行が好きなので、もっといろんなところを旅したいです。

 

時おり、FBのタイムラインにLCC安売りの案内が来ても「この頃は忙しいから無理かなあ」と思ってスルー。

今日時点で、家族旅行の計画はありません(出張は3つ位あるのにね)。

 

退院したら家族と、次の旅行計画を立てよう。

前から行きたいねと話しているドイツでもいいし、近くて楽しい韓国でも。

シンガポールやマレーシアに住む旧友にも会いたいなあ。

息子がまだ行ったことのない四国でもいいかもしれない。

 

体をしっかり治して、世界のあちこちに出かけていきたいです。

 

 

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ここ数年、私は出張や家族旅行の時に、AirBNB(エアービーエヌビー)を使っています。

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民泊というと怖く感じる方もいるのかな。

 

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ホテルや旅館よりもいろんな個性に満ちているので、私好みの宿を探すのは、宝探しに似た感覚。

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先月、小樽で泊まった宿はホストが親切な人で、1時間くらいおしゃべりしました。楽しかった。

 

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入院中には、家族とお別れする方の姿も見て、私も母の時のことを思い出し、

改めて人生は有限であると感じました。

短い人生ですから、いろんなところに出かけて行って、楽しい経験をたくさんしたいですね!

これからも自分から積極的に動いていきたい、そう思った1週間の入院でした。

 

おお、こんなに長文のブログを書いたのは数年ぶりです…

ご覧くださりありがとうございました。